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ギャッベ(ギャべ)の故郷

イランの南西部シーラーズから車で2時間ほどのザクロス山脈に住む遊牧民、カシュガイ族が織りあげるペルシャ絨毯「ギャッベ(ギャべ)」
ギャッベ(ギャべ)とはペルシャ語で「毛足の長い」という意味。
沙漠の荒野で暮らすカシュガイ族にとって欠かすことのできない絨毯です。
その原料となるのが彼らの財産でもある羊の毛「ウール」です。
よく服に使わせているものとは違い、山羊の「ウール」はより弾力性・保温力に優れ、汚れにも強く、通気性がいいので夏はサラッと冬はあったかく使えるすぐぐれた繊維です。
カシュガイ族の男性は一日中その羊を放牧しています。
写真は毎日放牧しているザクロス山脈に行った時に出会った羊の群れです。

たくさんいたんですが写真はほんの一部です。
真っ白の羊だけではなく黒だったり茶色だったり‥
いろんないろんな色の羊がいます。
この羊の毛を年に2回刈るのですが‥
その話はまた今度!