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ギャッベ(ギャべ)の故郷 2

前回の続きです。
遊牧民の財産である羊の毛を年に2回刈ります。
イランの遊牧民が住んでいる地域には四季があります。
季節でいうと夏を超えて秋に刈るのが1回、冬を超えて春に刈るのが1回の計2回です。
秋に刈る羊毛は夏の暑い日差しに晒されるので毛足が短く硬くなります。
それに対して春に刈る羊毛は冬の寒い時期を超えているため毛足が長く、油分も多く含まれているので、肌触りがよく、柔軟性や弾力性にも富んでいます。
ミスターギャッベはこの春に刈る羊毛を100%使用しています。


写真は遊牧民のお父さんが放牧している風景です。

この羊毛を手紡ぎしていくのですが…
その話はまた今度!